自ら切り抜いた型紙を使い、スプレーやエアブラシ、ローラーなどで絵を描くステンシルアーティスト、赤池完介氏の個展を開催します。
美大在学中、シルクスクリーンやコラージュなどによる表現方法を研究し、卒業後、本格的にステンシル技法を用いた作品制作を始める。赤池氏は、複数のステンシルを使い、色を重ね、立体感を生み出すのが特徴。量産性の中に一つ一つ微妙な違いが出る1点もののステンシルアートを追求している。
国内外での個展をはじめ、近年では、アパレルメーカーやスポーツメーカーとのコラボ、TV、広告メディアへの出演、各種ショップでのステンシルイベントなど活動の幅を広げ活動中。スニーカーへのカスタマイズが話題になるなど気鋭のアーティストとして高い注目を浴びている。
本展では、これまでのステンシル作品とそれにまつわるアート作品を展示し、赤池氏の作り上げて来た世界観を一つの空間の中で展開。型紙自体を使った展示など、ステンシルアートの新たな可能性を探る展覧会となっています。