過去開催の展覧会情報 2024

 
 

NAKANO yasuhiro 展 「hope」

「hope_Ⅳ」墨、3DCG

NAKANO yasuhiro 展

 

NAKANO yasuhiro

 沼津市在住のメディアアーティスト、NAKANO yasuhiroさんの展覧会を開催します。
 NAKANOさんはアニメ、CM、映画予告の監督に長年従事。2011年より映像の瞬間の美しさを永続的なものとして表現した"動く墨絵”(額縁の中で動き続ける墨絵)を制作しています。
 墨と3DCGを用いて制作された動画作品は、アプリケーションや実用登録済みの額縁など、独自開発した技術と合わせて世界初のメディアアートとして高い評価を受けています。
 2021年より作品の権利を客観的に保護するため、作品をNFT化(Non-Fungible Token。
 代替不可能な電子証明を付けることで、唯一無二の価値を保証するデジタルアート)したことで、国内外での評価をより確かなものとしました。
 実際に手書きをした墨と3DCGで制作された作品は、目に見えないものや概念を表現しており、日本の伝統的な技術と新しい技術の融合、アナログとデジタルの融合を目指しています。
 本展では、額縁に入ったNFTアートや新作を展示する他、会場の壁の壁一面に広がる映像作品によるインスタレーションも体感いただけます。
 瞬間的な存在でしかない映像を物体化することで、恒久的な存在価値を見出すことに挑戦しているNAKANO氏の世界を楽しんでもらう展覧会となっています。
 
 

NAKANO yasuhiro

 
 

 
 

「survive」F50

「survive」F50

 熱海市在住の日本画家・江間江美さんの展覧会を開催します。
 
 江間氏さんは、東京藝術大学卒業後、一時的に制作から離れていたが、40歳の頃に復帰。
 その後、公募展を中心に作品を発表し様々な賞を受賞しています。
 現在は、沼津西高校芸術科の非常勤講師を勤めながら個展、グループ展を中心に活動しています。
 
 日常から掬い上げた身近な動植物をモチーフに、季節の表情や移ろい、ひたむきに生きる生命を描いている江間さん。遊びや躍動感を大切にするため、描画材料を和紙にたたき付けて描くなど自由な表現、新しい日本画を目指しています」。
 
 「日本画から連想される奥ゆかしさや落ち着いた色味に縛られることがないよう、枠にとらわれない表現の自由を追求している」と語る江間さん。
 
 今展は、画風の移り変わりも楽しめるよう新作、旧作合わせて約40点の作品を展示予定。
 
 作品と対話し、画面の中に描かれた動植物が、悠久の時を刻み生命を繋いでいく世界を感じてもらう展覧会となっています。

「survive」F50(部分)

「survive」F50(部分)

「survive」F50(部分)

「survive」F50(部分)

「喰われてしまえ」F12

「喰われてしまえ」F12

「喰われてしまえ」F12(部分)

「喰われてしまえ」F12(部分)

「成り行く」F20(部分)

「成り行く」F20(部分)

「成り行く」F20

「成り行く」F20

「滑空」N20

「滑空」N20

「滑空」N20(部分)

「滑空」N20(部分)

 

 
 


 

 伊豆市在住のガラス作家・佐々木伸佳さんの展覧会を開催します。
 秋田公立美術工芸短期大学、秋田公立美術工芸短期大学専攻科終了後、富山市ガラス工芸センター勤務を経て、2010年に伊豆市に工房を設立。現在は、個展を中心に活動しています。
 ヴェネチアングラスの技法を軸に宙吹き技法で制作し、ガラスという素材の可能性を追求している佐々木さん。「レース」や「ムリーニ」と言った技法を織り交ぜ、繊細で複雑な紋様を浮かび上がらせる作品は各地で高い評価を得ています。
 本展では、公募展入選作品やオブジェ、日常使いのカップや茶道具などを新作と合わせて展示予定。涼し気で色鮮やかなガラスの世界をお楽しみください。
 
 

PHOTO 眞野敦

 
 

川合朋郎展 星を播く人 Sowing the Stars

 
 
 
川合 朋郎

Photo by Tetsuya Machida

 

星夜 Starry Night Oil on Canvas

星夜
Starry Night
Oil on Canvas


小舟 Rowboat Mixed Media

小舟
Rowboat
Mixed Media


 
裸の王様 The Emperor's New Clothes Oil on Canvas

裸の王様
The Emperor's New Clothes
Oil on Canvas

 三島市在住の画家・川合朋郎さんの展覧会を開催します。
さんしんギャラリー善では3回目となる今展は、前回の2020年4月、新型コロナウイルスの影響により会期途中で中止となった展覧会を再構築し、新作を中心に展示します。
 川合氏さんは、東京藝術大学大学院卒業後、三島市にて創作活動を開始。現在は、個展やグループ展を中心に油彩作品を発表しています。
 現在の状況から踏み出す勇気や希望、はじまりを示唆する作品を制作している川合さん。下塗りした画面と対峙し、絵の具のムラなどにより見えてくる形を捉え、描き起こし、自身の心の中から自然に湧き出るイメージを描きます。
 画面には、空や海、虹や洞窟、人物など具体的なモチーフが描かれ、透明感のある色調と穏やかな描写で表現される神話や物語のような世界観が特徴です。
 「自分が何かを訴えるというよりも、見る人の経験が重なることで、心に響いてくれる」と語る川合さん。
 作品を通して、自分なりの物語を楽しんでもらう展覧会となっています。
 
 
 
 
洞窟を出ると決めた人 The Time Has Come to Leave the Cave Oil on Canvas

洞窟を出ると決めた人
The Time Has Come to Leave the Cave
Oil on Canvas